ねぇ・・

 
 
 
 
 
 
ねぇ、覚えてる?

一緒に行った遊園地・・

バイキングが怖いって

半べそかいてたよね。

あんまり可愛くって

思わず抱きしめちゃった・・

でも、お化け屋敷では

わたしがしがみ付いちゃったよね・・





ねぇ、もう忘れちゃった?

わたしの笑顔・・

いつもあなたと話す時は

たぶん、誰にも見せられな位の笑顔だった。

あなたのくすぐるような囁きが

わたしの安らぎだったから・・

呪文のように繰り返す

あなたとわたしの愛の言の葉・・





ねぇ、また聴かせてよ

あなたの優しい唄・・

うれしい時も寂しい時も

あなたの唄を聴いて眠りに就いた。

いつもわたしの気持ちを察して

欲しい言葉を架けてくれた・・

そんなあなたに寄り添って

微睡んでいたよね・・





ねぇ・・逢えないかな?

あの日のように・・

片時も離れるのが嫌で

ずっと手をつないでいた。

お互いがお互いの事しか

考えられなかった・・

ふたりがひとつになった

あの日のように・・





ねぇ・・





・・










*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*


お題  ≪逢う≫です