Knock・・

 
 
 
 
 
 
コンコンコン・・
って 聞こえてきたの・・

コンコンコン・・
って――





ずっと 暗闇の中で
彼の言葉を思い出してた・・

膝を抱えて
昼も夜もわからないくらいの時間――





赤い瞳のお嬢さん
ここで何してるんですか?^^






ふと顔をあげると
あなたはにこやかに立ってた・・

ぼやけた視界に映るあなたは
いったいどこから来たのだろう・・





この辺りで・・
哀しい唄が聴こえてきたんですが~・・
ご存じありませんか?



・・・・・・・・・・





声が出なかった





そうですか・・
もし お会いする事がありましたら
この本を読むように言っていただけませんか?
たぶん この辺りに居ると思いますので~・・^^





そう言って蒼く光る本を手渡し
あなたは消えてしまった・・





誰もいないよ こんなとこ・・
ここにはわたししかいない――











コンコンコン・・
って 聞こえてきたの・・

コンコンコン・・
って 本の中から――





そっと表紙を開けてみると
パァ~って光が溢れ出し
そこには・・





蒼く輝くあなたが立ってた・・
優しい笑顔でわたしを見て
手を差し伸べていた――・・















http://www.youtube.com/watch?v=9lrEAsQMAGw





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にゃん☆彡
お題≪殻≫です~^^