見つめあうより――

 
 
 
 
 
 
ずっとずっと遠くの空を見つめるあなた

わたしはいつもあなたの隣で

そっとあなたを見つめていた

いつかあなたがわたしに気づいて

見つめあう事ができたなら

そんな事を思いながら――




でもあなたはわたしに言った

『見つめあうより一緒に歩めるのが幸せ』

いつの間にかあなたは

わたしの事に気づいていたのね

見つめあうより一緒に歩めるのが幸せ・・

わたしは一緒に歩んでいいの?

あなたと一緒に歩んでいいの?

あなたの見つめるあの空を

一緒に見つめる事ができるなんて

一緒に歩んで行けるなんて・・

それは確かに幸せな事ね




『見つめあうより一緒に歩めるのが幸せ』





ありがとう・・