空は心を映す鏡‥

 
 
 
 
 
 






君は言ったよね

『空は心を映す鏡 泣いているのは僕の心』



今日も朝から雨って事は

きっと君が泣いているんだよね?

まだ 君の心は癒えないのかな・・

あれから幾日たったのだろう

土砂降りの中 傘もささずに佇んでいた

君に出逢ったのは・・

ずぶ濡れだった君は

震えながら泣いていたよね・・

声を上げる事もなく

ただずっと泣き続けて

わたしの手を取る事さえできなかった

そんな君も今は

少し笑えるようになったけど

でもそれは 心からの笑顔ではないって

わたしにはわかっているよ・・

時折見せる 寂しそうな横顔

『空は心を映す鏡 泣いているのは僕の心・・』

君の言葉がわたしの心をよぎる



また泣いているのかな?

まだ泣いているのかな?

君の隣に彼女がいないから?

わたしじゃだめなの?

わたしなら隣に居れるよ

ずっと隣に居れるよ

君を泣かせたりなんかしない

君の笑顔を守れるのに

君のためにならこうして

いつまでも書き続けられる

いつまでも謡い続けられる



『空は心を映す鏡』

だったらわたしの心も映してよ

いつも君の事を想っているわたしの心

いつも笑顔でここで待っている

君にだけ向いているわたしの心

この心を映してくれたなら

きっといつも晴れ渡って

君も心からの笑顔を取り戻せる

君の笑顔とわたしの笑顔で

きっとすばらしい快晴になるから・・

そして今度雨が降るのは

それは多分・・

うれし涙かな?

ね?