戻っておいで・・

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幾多(いくた)の星々が降り注ごうと

君の瞳の輝きは

見まごう事はないだろう・・




数多(あまた)の降雨の中でも

君の心の雫は

この手ですくうであろう・・




心ない言葉に傷つき

虚偽の中で惑う君を

僕はそっと 抱きしめる・・




もう 哀しまなくていい

もう 悩まなくていい・・





僕がいるよ

ここにいるよ・・




戻っておいで

僕のところへ・・




こうして

抱きしめてあげるから――・・



















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