ひかり・・

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し・・んと静まり返った静寂の中


暗闇に差し込む 一筋のひかり・・





ふわり・・と舞い降りる君に


僕は目を離せない・・





一点の曇りもない瞳で


僕を見つめる君・・




やさしく差し伸べられた手を


僕は―――・・










さらに奥へと沈もうとする僕を


そっ・・と包み込む・・





やさしさと温かさが染み込み


僕は目を閉じる・・





君と僕はひとつになり


これから何処へ 昇って行くのか―――・・










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